長期間にわたって利用していなかったものやある程度のダメージがあるものでも、車体についた泥や傷を綺麗にしておくことで査定時の印象が良くなり、買取額アップにつながる可能性が高くなります。洗車で汚れを落とすとともに、目立った傷は研磨剤を用いて綺麗にするなど、買取の前には必ず車体のメンテナンスを行うようにしましょう。また、査定時の印象を良くするコツとして、過去に車検を受けた際の書類や車検証を用意しておくという方法もあります。試運転による動作を査定に反映させるために、燃料を補充しておくことも有効的だと言えるでしょう。
トラクターのパーツやアタッチメントは、外したまま長期間使っていないものも含めて全て揃えておくようにしてください。農機具には一般的な車やバイクのように走行距離を表示するメーターは付いていないものの、農機具が稼働した時間を表示するメーターが備わっています。稼働時間によってトラクターの部品の劣化具合を判断するためのものであり、国内で人気の新しいモデルを査定する場合には重要なポイントになります。実用性や長持ちすることが求められるトラクターの買取において、最も重要視されるのはエンジンや駆動系の状態です。
よって、古い年式のものや傷が多いものでもエンジン及び駆動系に問題がなければ、買取額が高くなる可能性も充分見込めると言えるでしょう。査定では、エンジンのかかり具合やオイル漏れの有無などを確認されます。