トラックを保有していると、自動車税という税金がかかってきます。自動車税は1年度分をまとめて支払うことになりますが、年度途中で廃車手続きをした場合は、残りの分を返金してもらうことが可能です。しかし、廃車ではなく売却による名義変更の場合は返金されることはありません。そのため、自動車税分をどうするかは、売り主と買い主の間で話し合うことが必要になります。
自動車税はそんなにたいした金額でもないので、いちいちこだわらないという大らかな人もいるでしょうが、それでも年度初めあたりの自動車税を納めた直後の頃にトラック買取をしてもらう時などは、やはりもったいないと感じるのではないでしょうか。少しでも税金を返して欲しいと考えるのが普通でしょう。トラック買取査定をしてもらう際は、自動車税の取り扱いはどうなるのか聞いてみるのがおすすめです。実は良心的なトラック買取会社では、わざわざ言わなくても、その辺のことをちゃんと考慮に入れて査定してくれることが多いです。
逆に良心的ではない会社は、売り主に指摘されるまで知らんぷりをしていることもあります。そのため、やはり自分の方から話してチェックしておいた方がいいでしょう。自動車税は、車を持っている限り、使わなくてもずっとかかり続ける税金です。もし長期滞納なんてことになると、車両の差し押さえという事態もありえます。
使っていないトラックがあるなら、さっさと売却するのがおすすめです。放置しておくと、税金はかかりますし、車自体の価値もどんどん下降するばかりです。